非認知能力を“見える化”する、
新しい検定
非認知能力の定義については、国内外のさまざまな機関が異なる観点から提唱しており、現時点では統一された見解があるわけではありません。
その中でこの非認知能力検定では、OECD(経済協力開発機構)が提唱する「社会情動的スキル(Social and Emotional Skills)」の枠組みをもとに、非認知能力を9つの項目に分類し、非認知スキルを数値化できる形にしました。
受検者が自分の“強み”に気づき、人生における成功や社会的な役割を考えるきっかけとなる指標のひとつです。
2回のグループディスカッション(行動観察)とWebテストで構成されています。

概要

- 学力で測れない非認知能力(非認知スキル)を測定するための検定
- 受検者の対象は小学4年生~高校生
- 検定では「ディスカッション」と「Webテスト」を実施し、その合計点が得点となる(1,000点満点)
検定の流れ
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ディスカッション
- 選択型(30分)
- 自由討論型(30分)
ディスカッションは4人1組で行い、認定試験官が評価します。「選択型」と「自由討論型」の2種類を1回ずつ実施します。
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Webテスト
4択問題×54問(30分)ディスカッション後、タブレットやPCで54問の4択Webテストに個別で回答します。
本検定の目的
従来の検定や試験のように「点数の高さを競う(高得点を目指す)」というものではありません。評価項目ごとの点数分布から、受検者の特徴を客観的に把握することで、受検者が自分自身を見つめ直したり、受検者(子ども)に対する接し方を周囲の大人(保護者や先生)が考え直すヒントを与えることを目的としています。
非認知能力検定の流れ
お申し込み
検定は学校・塾・教育機関などの団体単位でお申し込みいただけます。
日程・会場の調整
ご希望の実施日や会場について、事務局と相談のうえ決定します。
検定の実施(認定試験官を派遣)
当日は、協会が認定した試験官が会場に伺い、グループディスカッション(行動観察)とWebテストを行います。
試験官が進行・評価を担当しますので、担当教員による特別な準備は不要です。
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1巡目 選択型
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休憩
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2巡目 自由討論型
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休憩
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結果のフィードバック
検定終了後、約1週間以内に、受検者ごとのスコアと分析結果をまとめた結果表をお送りします。


非認知能力検定の結果表のイメージ
費用について
費用は受検人数や実施規模により異なります。詳しくは事務局までお気軽にお問い合わせください。
※非認知能力検定は、株式会社イー・ラーニング研究所が開発し、当協会が運営しています。